木造温室ハウス

総務省の地域経済循環創造事業として、木造温室3棟と木質バイオマスボイラーを設置し農園芸事業を開始しました。地域の木材を農業用温室ハウスとして活用し、地域にない高負荷価値の農産物を生産するビジネスモデルを提案しています。
バイオマスボイラーの燃料には廃材由来のチップを使用しています。木造温室はグループ企業の与志本プレカットセンターにて加工しており、倉庫としてもご提案いたします。

■平成26年10月「木質バイオマスボイラーを熱源とした木製温室栽培による滋賀県湖北地域のアグリビジネス活性化事業を開始し、温室の熱源は木質バイオマスボイラーとすることで木材の有効活用やコストカット、CO2の排出削減、将来的には意欲ある農業者に普及を図っていく計画で始めました。

温室ハウス

木造ハウスのメリット

  • 景観が良い
  • 高さがあり、熱がこもりにくい
  • 熱伝導率が低い
  • 鉄骨ハウスより安価
  • オーダーメイドでサイズ調整可能
  • ハウス以外にも倉庫・車庫等に転用可能

木材加工

与志本プレカットセンターで木材を加工しているため様々なものを設計できます。

木製温室での 木質バイオマスボイラーの熱利用

ヤマムログループでは、木質バイオマスボイラーを山室木材工業㈱ではパレット乾燥機及び余熱による暖房、いぶきグリーンエナジー㈱では発電に木質バイオマスボイラーを活用しています。再生可能エネルギーの普及を図るため農園芸ハウスでもバイオマスボイラーを利用します。

バイマスボイラー循環システム

木質バイオマスボイラー活用例(にんにくの乾燥)

木質バイオマスボイラー活用例

◆ニンニクは収穫時水分量が高いため腐りやすく出荷できないため、1ヶ月間の乾燥が必要です。

◆マンゴーの加温に使用している木質バイオマスボイラーからニンニク乾燥室へ配管を通し、送風を行い乾燥させています。